※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
嘉手納基地で強行されたパラシュート降下訓練などを受けて、基地周辺の自治体でつくる三連協が12日に沖縄防衛局に抗議しました。防衛局に抗議したのは、嘉手納町や北谷町、それに沖縄市の自治体でつくる三連協のメンバーです。
先月29日、嘉手納基地でSACOの合意に反して強行されたパラシュート降下訓練。そしてMC130特殊作戦機の部品落下事故に抗議した上で、嘉手納基地での降下訓練を行わないこと、部品落下事故の原因究明と公表などを求めました。
これに対し、沖縄防衛局の田中局長は「パラシュート降下訓練についてはアメリカ軍に対し、SACOの最終報告に沿って伊江島での実施を求めていきたい」と話しました。また、部品落下については、事故が発生した場合、通報を徹底するよう求めていくと回答しました。
三連協会長を務める當山嘉手納町長は「例外的な場合に該当するんだという詳しい説明を、米軍側はすべきであって、今後もそういったことを尽くしていただきたい」と話し「アメリカ軍にしっかりと説明をしてもらうことが大事」との考えを改めて示しました。