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4日間に渡って熱戦が展開された男子ゴルフの「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」です。地元でのプレーとなる県勢選手たちにとって、特別な大会となっていました。

3年連続で沖縄で開催された「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」。県勢選手にとっては地元でプレーができる特別な大会。8人の選手が活躍を誓いプレーする中、決勝ラウンドに進んだのは3選手でした。

正岡竜二選手「本当にすごい気合いが入る大会ですよね。」

宜野湾市出身の正岡竜二。父・豊英(とよひで)さんら家族も見つめる中、決勝ラウンド2日間でスコアを6つ伸ばし県勢ではトップとなる12位タイでフィニッシュ。

正岡竜二選手「良い姿見せられたんじゃないかと思っています。優勝して報告しに帰ってくると。それを目標に頑張りたいと思います。」

また、ことし9月にツアー初優勝を果たし、凱旋試合となった比嘉一貴も、多くのギャラリーの中から家族が見守っていました。

比嘉一貴選手の姉・彩乃さん「ハラハラすることもあるんですけど、良いプレーすると誇らしく思うので。」

比嘉は優勝争いこそなりませんでしたが、最終日に5つのバーディを奪うなど見せ場を作り、地元のファンや家族の期待に応えました。

比嘉一貴選手「ずっと苦しいプレーが続いていて、見ていて居心地の悪いプレーになってしまったのかなと思いますけど、きょうは良いプレーができたので喜んで帰ってもらえればと思います。」

そして予選突破を果たしながらも苦しんだのが宮里聖志。決勝ラウンド1日目は6ボギー、1ダブルボギーと8つスコアを落とします。

宮里聖志選手「最後までちょっと掴めなかったので、今から少しまたパターを調整しないといけないなという感じですね。」

そういって足早に練習グリーンへ向かった宮里。そのそばで指導していたのは聖志・優作・藍、宮里3兄弟を育てた父・優さん。

宮里優さん「バックスイングが小さくてフォロースルーが引っ掛かっていたので。」

宮里聖志選手「親父でもありますしコーチでもあるので、ゴルフをしていく中ではスイングを見てもらったり、悪い時にパターを見てもらうのはいつもなので。」

するときのうの最終日、宮里はスタートから安定したゴルフを見せます。さらに13番ではこのスーパーショット!もう少しでホールインワン!ちなみに決めれば300万円の賞金付きでした。それでも宮里はその後も崩れることなく、3バーディ1ボギーとスコアを伸ばし最終日を終えました。

宮里優さん「きょうはそれなりに精一杯ゴルフしたよ。」

宮里聖志選手「いつまで経っても勉強ですね。ベテランとしてやっていく中で、まだまだ頑張っていきたいと思いますので、見ている方にたくさん応援してもらえるとありがたいと思います。」

県勢選手たちにとって特別な大会となった「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」。ここからまた思いを新たに残りのシーズンを戦います。