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首里城の火災から1週間。実況見分では、原因究明に向けた動きが本格化しています。比嘉夏希記者は「火災から1週間、公園内の土産物店もも徐々に営業を再開してきていますが、人はまだまばらです」と報告しました。
首里城公園では、売店やレストランなど一部施設でおとといから営業を再開していますが、県外からの修学旅行など、団体客のキャンセルが相次いでいます。アイスクリーム屋は「(お客さんの数は)3分の1、もっと下、減少しています。それは確かです」と話していました。愛知県から来た高校生は「「もともと(行くことは)決まってたんですけど、予定が変わっちゃったんですけどはなくなったけど、僕らは自由時間の中で見に来ようと」と話していました。
火災現場では7日も午前10時過ぎから、警察と消防による実況見分が行われています。警備員の証言などから、火元は正殿の北東側とみられ、そこから黒く焼け焦げた分電盤が見つかっています。
関係者への取材で、この分電盤につながる正殿の配線に、ショート痕のようなものが見つかっていることがわかりました。那覇市消防局は6日、火災の原因について電気系統が濃厚とみて調査しています。