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政府は5日午前、首里城復元に向けた関係閣僚会議を開き、安倍総理が「全力で取り組む」と述べました。
安倍総理は「首里城は、沖縄の皆さんが大切にしてきた沖縄の皆さんの誇りとも言える極めて重要な建造物です。政府として責任を持って、全力で取り組んでまいります」と話していました。
安倍総理は「政府一丸となり、観光振興など、地元のニーズに対応した施策を推進してほしい」と閣僚たちに指示しました。菅官房長官は「政府として首里城の復元事業を行うにあたって、防火対策に加えて、木材の調達、職人の確保など課題こういったことが指摘されました。これらを含めて具体的な対応について関係省庁一体となって早急に詰めていきたい」と話していました。
一方、自民党の沖縄振興調査会のメンバーは6日午前、現場を視察。自民党県連の県議団と意見交換を行いました。沖縄振興調査会の小渕優子会長は「考えや思いというものを聞かせていただいて、それを党や、政府の方につないでいくということが、我々のできることではないかという風に思います」と話していました。
これを受けて県議たちは党内に首里城再建に向けた機関を設置するよう要請しました。自民党の県議らは13日に、自民党本部で開かれる調査会で、改めて協力を求めることにしています。