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県内の瓦職人が、首里城復元で焼け残った赤瓦の再利用を要請しました。

11月5日、県庁を訪れた県琉球赤瓦漆喰施工協同組合の田端忠理事らは、県に対し首里城火災で焼失した赤瓦の保存活用などを要請しました。

県琉球赤瓦漆喰施工協同組合・田端忠理事「赤瓦は古くから伝統的に劣化していなければ再利用されてきました。焼け残った瓦の回収・保存・再利用などについて検討していただきたく重ねてお願い申し上げます。」

要請の後の会見では、首里城正殿の赤瓦は5年前に亡くなった奥原崇典さんが独自で考えたものだとして再現不可だと話しました。

首里城正殿に使われた赤瓦は約5万5千枚。首里城全体では数十万枚の瓦が使われていたということですが、組合では、首里城復元が後継者の人材確保や育成に繋げられればとも話していました。