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芸術文化の振興などに功績のあった人に贈られる文化功労者に10月29日、組踊の人間国宝、宮城能鳳(81)さんが選出されました。
2019年度の文化功労者に決まった宮城能鳳さんは2006年、組踊、立方の人間国宝に選ばれた他、2009年には重要無形文化財「琉球舞踊」保持者にも認定され、組踊、後継者の指導育成に尽力しています。
今回の受賞に宮城さんは「組踊は廃藩置県や沖縄戦で2度の壊滅的危機に陥りながらも先達の力で継承されてきた。今回の受賞を喜ぶとともに先達への感謝の思いでいっぱいです」と話していました。
なお、県によりますと県内での文化功労者は宮城さんが初めてではないかということです。