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大麻や覚せい剤など、薬物依存の怖さを高校生が学びました。

元NHKアナウンサーの塚本堅一さんは「私自身が起こした薬物事件で、大勢の人に迷惑をかけた。これは事実として変わらない、その反省や後悔というのは、おそらく一生ついてまわると思うんです」と話していました。

壇上で話をするのは、元NHKアナウンサーの塚本堅一さんは3年前、危険ドラッグに手を出したことで逮捕され、懲戒免職になりました。

このフォーラムは、高校生に薬物の怖さを学んでもらおうと企画されたものです。塚本堅一さんは「液体1つ、で、怪しい粉が2種類入っていたものです。簡単に混ぜて冷やして、一晩寝かせてできたものを混ぜると出来上がるものだったんです。そんなに難しいものではない」と話していました。

興味本位でネットを通じて薬物に手を出したという塚本さん、危険な薬物が身近な所に潜んでいる怖さを伝えたうえで、他人事ではなく自分の事として考えてほしいと訴えました。

薬物依存症の怖さを学ぶ

県内では今年、SNSを介して大麻の売買をしたとして、高校生を中心に15人の少年らが摘発される事件が起きました。これまで遠い存在と思われていた薬物が生活のすぐそばに… 若者たちが正しい知識を身につけることが急務となっていました。

船越遼太郎記者「高校生向けの薬物に関するフォーラム、高校生たちは薬物についてどのような印象を持っているのでしょうか」

高校生「高校生でもすぐ手に入れることができて(薬物が)身近にあるなと感じました。まず、薬物が売ってるとか、譲渡されている付近には近づかないでちゃんと健全に気を付けて遊ぼうと思いました」

別の高校生「(薬物の)情報を手に入れたり、誘われたりすることがあると思うのでちゃんと断るようにしようと思いました」