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就任1年を迎えた玉城知事。この1年を振り替えながら、基地問題など、今後の取り組みについて語りました。

玉城知事は「常にこの1年間走りながら考え、考えながら走っている状態ですので、まだ自分自身で点数をつけるという状況に至っていないだろうなと思います」と話していました。

翁長前知事の後継として就任した玉城知事。辺野古新基地建設については、「対話による解決」を求めていますが、対話に応じない国の姿勢や、強引な工事の進め方を厳しく批判しました。

玉城知事は「主権者の合意なき事業、しかも、それが国の安全保障にかかわることを、強引に国同士の合意だけで進められるのかという、政治の怠慢だ」と話しました。こう述べた上で、玉城知事は国に改めて対話による解決を求めました。

玉城知事は「対話による協議の過程を大事にして、お互いにコンセンサスを得る、意見の一致を得る、という手法こそが民主主義的対話の最も根本的な形であり、普遍的なスタイルだと思うんですね」と話していました。

沖縄の将来を見据えた政策を実現させたいと述べる玉城知事ですが、基地問題は大きな壁となっていて、解決の糸口が見えないまま就任2年目に臨みます。