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2016年に返還された北部訓練場跡地で、アメリカ軍のものとみられる未使用の空砲342発や野戦訓練用の非常食などが発見されました。
発見したのはチョウ類研究家の宮城秋乃さんで、28日、北部訓練場跡地で未使用の銃弾の空包が散乱していて、342発あったということです。
さらに、周囲には野戦訓練で使用されたとみられる携帯食料30袋が捨てられていました。宮城さんによると「袋の中にはソースなどが残っており腐敗臭もあるため、使用されて間もないものだ」ということです。空砲は29日警察が回収しています。
宮城さんは9月14日にも北部訓練場の返還跡地で463発の未使用の訓練弾などを発見していて「訓練で使う空砲やごみを捨てていくのは生態系への影響だけでなく、県民感情にも配慮しておらず、占領意識が伝わる」と話していました。
空砲については10月1日も宮城さんが13発発見していて、弾も新しいように見えることから、宮城さんは今でもアメリカ軍が返還地を訓練をしているのではないかと話しています。