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続いてスポーツです。格闘技の中でも多くのファンがいるムエタイ。タイの格闘技ですが、ことし、このムエタイで県勢が全国制覇を成し遂げたのですが、チャンピオンは「13歳の女子中学生」でした。

名護市にあるスクール。ここに通う子どもたちの思いはただひとつ!

子どもたち「強くなるため」「楽しそうと思ったし強くなるためかな」

今よりもっと強くなりたいと願う子どもたちが習っているのは、「ムエタイ」。日本発祥のキックボクシングとは違い、首相撲や肘・膝など全身を使った攻撃を競う、タイの伝統ある国技です。

週3回のキッズクラスでは、小学生から中学生までの12人が練習に励んでいます。その中で、クラスの最年長が山里真桜(やまざと・まお)さん。13歳、中学3年生。実はこのムエタイ少女山里さんは、ことし7月、全国大会で優勝を成し遂げたチャンピオンだったのです。

格闘技ムエタイに魅せらえたムエタイ女子山里真桜(やまざと・まお)さんは中学1年生の13歳。3年前、兄の影響でムエタイを始め、その後、数々の大会に出場。今年夏に行われた大会では、全国の中学生を相手に見事、KO勝ちで優勝。初の全国制覇を成し遂げました!

山里真桜さん「ここまで来たからにはどんどん上を目指していきたい。タイで試合できるようになって、タイで勝っていきたいなと思うけど、今はまだ力が足りないかなと。」

母・山里宰さん「勝った時の真桜の姿を見るのが今一番うれしい。正直ここまで来るとは思っていなかったので、すごいなと思っている。」

妹・真鈴音さん「力が強いから、一緒にスパーリングはしたくないなと。」

指導にあたるのは、元プロキックボクサーでスクールの代表をつとめる近藤一輝(こんどう・いっき)さん。真桜さんの今後に期待しています!

近藤さん「いろんな技を吸収したいとか、試合に出たいとか、好奇心が旺盛だから技を吸収するのも早い。成長して試合で活躍するのは僕の夢でもある。」

真桜さんの憧れは、格闘技をきっかけに親交のある総合格闘家の山本美憂さん。〝強く美しい女性〟が目標です。

山里真桜さん「山本美憂さんみたいに試合にたくさん出て、(将来は)日本代表としての試合もやってみたいと思っている。そのためにもっと強い子たちと練習して、RIZINとかにも出てみたいなと思っている。」

ムエタイで目指す世界の舞台!真桜さんの夢はまだ始まったばかりです。