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2019年8月月27日にアメリカ海兵隊のヘリコプターから窓を落下させた事故があり、県などへの報告が29日夕方だったことについて、関係者からは怒りの声があがっています。
沖縄防衛局などによりますと2019年8月27日午後5時半ごろ、アメリカ海兵隊・普天間基地所属のCH53大型輸送ヘリが一辺の長さが57センチと47センチの窓を沖縄本島の東海岸沖およそ8キロのところに落としたということです。窓の落下による被害は今のところ確認されていません。
事故発生が8月27日だったにもかかわらず、県などへの通報が29日の夕方だったことについて、謝花副知事は30日朝、県庁で記者団に「強い憤りという表現しか表しようがない、それぐらいの衝撃を受けました。安全に対する認識というのをもう一度米側に、そして日本政府にも徹底してもらわないといけないだろう」と話しました。
また謝花副知事は30日午後、外務省沖縄事務所と防衛局を県庁に呼び出して抗議すると述べました。
また宜野湾市役所では、午前9時半すぎに沖縄防衛局の職員が訪れ、松川市長に事故の報告をしました。
普天間基地所属のCH53ヘリからは2017年12月にも基地に隣接する普天間第二小学校の運動場に窓を落下させる事故を起こしていて、繰り返される事故に県民の怒りは必至です。