サッカーJ2のFC琉球です。日本代表や海外リーグでも活躍した小野伸二選手が、琉球移籍後初めて試合に登場!会場は1万人を超えるファンで埋め尽くされました!
おととい行われた、FC琉球対横浜FC。集まった観客は琉球のホーム戦で過去最多1万2千人!そのお目当ては・・・。日本代表で活躍し、J1札幌から琉球に移籍してきた小野伸二!
また相手の横浜FCには、中村俊輔や松井大輔といった元日本代表選手たちが在籍。沖縄のスタジアムが、これぞJリーグといった雰囲気に包まれます。
注目の小野はベンチスタートとなったゲームは前半、先制された琉球が上門知樹(うえじょう・さとき)のゴールで同点に追いつきます。しかしJ2で上位を争う横浜FCの攻撃力の前に連続失点。2点のリードを許し試合を折り返します。
サイドが変わった後半20分、流れを変えたい琉球が動きます!
小野伸二選手「2点ビハインドだったので、まず1点を取るということが大事だった。1点を取るための崩しの役を任されてはいた。」
小野の1プレーごとにスタジアムが沸きます。そして最終盤、フリーキックを任されたのは小野!ボールはバーの上。得点はならず小野の琉球デビューは白星とはなりませんでしたが、過去最多の1万2千人の観客が詰めかけた、かつてないほどのスタジアムの熱気。その存在の大きさを示した一戦となりました。
琉球小野伸二選手「まだあと残り14試合あるし、その中で勝ち点3(白星)を積み重ねて、またたくさんのサポーターの方が試合に足を運んでくれることを願っている。」
歴史に残る一戦と言ってもいいスタジアムの熱気でしたが、その小野伸二選手加入の盛り上がりの一方で、FC琉球はいわゆる夏の移籍というもので、チームの得点源であった鈴木孝司選手をはじめ、主軸選手たちが多く移籍しました。この戦力の穴をどう埋めていくのかも今後の課題、見どころとなってきます。