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沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落してことしで15年。玉城知事は改めて、普天間基地の即時運用停止と閉鎖返還を求めていく考えを明らかにしました。
玉城知事は「世界一危険だといわれる、普天間飛行場は一日も早い運用停止と閉鎖返還の道のりをたどるべき。そのために対話による解決策を政府に対して求め続ける民主主義の姿勢をこれからも沖縄県は求めていきたい」と話しました。
玉城知事は当時を振り返り、ヘリが墜落した現場に、警察や消防が立ち入ることができず、「日米地位協定の壁の高さを感じた」と語りました。
また15年経っても動かない普天間基地問題に触れ、改めて即時運用停止と閉鎖・返還を求めていく考えを示しました。一方、沖縄国際大学のある宜野湾市の松川市長も会見を開きました。
松川市長は「市民の切実な願いが置き去りにされ続けている現状と、経過してしまった時間の重みについて全県民・全国民の皆様にもぜひ考えていただきたい」と話していました。
松川市長は、事故は街の真ん中にある基地の危険性を改めて浮かびあがらせたとして、普天間基地の返還を訴えました。