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30歳から64歳までの、いわゆる働き盛り世代の死亡割合が、男女共に全国ワースト5位以内になっていることがわかりました。
会見で、県医師会の安里哲好会長は「県内の65歳未満の健康状態は、悪化の一途をたどっている」と危機感を示しました。
県医師会が行った2015年の調査によりますと、30歳から64歳の人口1万人に対する死亡割合は非常に高く、男女共に全国ワースト5位になっていることがわかりました。
琉球大学の崎間敦教授は「高血圧関連疾患が、沖縄県の、65歳未満の方々の死亡の1位を占めていることがわかりました。その中でも特に脳出血が多い。脳出血の方々の血圧の状況を調べますと、全国と比べて、特に49歳以下の年齢で高血圧の有病率が非常に高い」と指摘しました。
脳出血は、死亡するリスクが高いだけでなく、後遺症が残るケースが多いということで、医師会では、塩分の取りすぎや喫煙など、生活習慣を見直し、健康診断をきちんと受診するよう呼びかけています。