※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2日目となる自転車のトラック競技の話題です。県勢が奮闘しました。きのうから北中城村で行われている自転車のトラック競技。2日目となったきょうも脚力自慢の全国の高校生たちがトラックを疾走しました。
15人から20人が一斉にトラックを走り「短い距離のロードレース」とも表現されるスクラッチ競技には県勢2人が出場。予選2組目で登場した宮古工業2年の南風原凛之助本職はロード種目で、宮古島にはトラック種目の練習場所がないという状況での全国の舞台。
一時は先頭集団に食らいつくも結果は予選17人中16位でゴール。予選落ちとなりましたがあさって行われる得意のロード種目へ気持ちを切り替えます。
宮古工業2年南風原凛之介「全体的に力が足りないなというのはありました。(ロード種目は)がんばって集団に着いていって完走できたらいいなと思います」
見事な走りを見せたのは北中城高校2年の玉城翔太。序盤から先頭集団に食らいつくと残り7周となったところで抜け出します。
北中城高校2年の玉城翔太「きのうの沖縄県勢の結果がダメダメだったので、どうにかしようと」
そのまま後ろの集団を引き離すと本人も想定外の結果だったと話す1位でゴールイン。見事あすの決勝への進出を決めました。
北中城高校2年の玉城翔太「ここまで来たら優勝狙って地元を盛り上げていきたいです」
またそのあと行われた個人追い抜きには沖縄カトリック3年の川又スティーブン由雅が出場。トラック競技を本格的に始めてわずか2か月での全国の舞台。満足のいく走りができず、悔しい予選落ちとなりました。
沖縄カトリック3年の川又スティーブン由雅「優勝こそはできるほどの実力ではないですけど、それに恥じない走りはしようと。もちろん楽しかったです」