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参院選における「一票の価値」が不平等になっているとして、県内の弁護士が選挙の無効を求める裁判を起こしました。
提訴した弁護士は「2倍、あるいは、3倍になるような格差で選出された国会議員が、本当に国民の代表者としての正当性を有すると言えるのかどうか」と話しました。
「一票の格差訴訟」は、選挙区ごとの一票の価値に格差が生じているのは違憲だとして、弁護士らが全国の高等裁判所などに選挙の無効を求めて、訴えを起こしているものです。
今回の参議院選挙では、1票の価値が最も高い福井県を1とした場合、沖縄は0.56票で格差は1.78倍となっています。提訴した弁護士は「国会は1人1票という原則を目指す姿勢を示してほしい」と話しています。