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きょうは一日この話題だったという人もいるでしょうね。心待ちにしていた人も多かったのではないでしょうか。きょうオープンしたセブン‐イレブン沖縄。ある店舗のオーナー夫婦の奮闘に密着しました!

「3・2・1・いらっしゃいませ!」コンビニエンスストア大手の「セブン-イレブン。」。全国で唯一の空白県だった県内に、7月11日、ついにオープンしました!

セブン-イレブン・沖縄・久鍋研二社長「沖縄のお客様にはまず『お待たせしました』。セブン-イレブンが沖縄県にオープン致します。」

沖縄のお客様にはまず『お待たせしました』。セブン-イレブンが沖縄県にオープン致します。

レジは5つあるのですが、それぞれの列に20~30人もの人が並んでいて、店内は大混雑です。女性客2人組「(Q:セブン‐イレブンの魅力は?)ごはんがおいしいってめっちゃ聞いた。」男性客(孫が那覇松山1丁目店のオーナー)「孫が店長やってる。だからわざわざ石垣から孫のところに来たわけよ。」

お客さんの中には、こんな強者(つわもの)も。セブン‐イレブン全都道府県制覇のため、千葉県からやって来たということなんです!

一番乗りの男性客(記者:何時に来られたんですか?)「きのうの夜11時ですね。寝てません。」「やっと47都道府県全部のセブン‐イレブンを巡れて、大満足でございます。」「沖縄限定の揚げ物がいっぱいあって、そのへんが魅力で良いなと思いました。」「(スラーピーを飲んで)やっぱうまいです。」

(スラーピーを飲んで)やっぱうまいです。

きょう、県内で14店舗がオープンしたセブン‐イレブン。多くのお客さんで賑わい、県内のコンビニエンスストア業界の新たな歴史が始まりました。

長嶺秀俊(ながみね・ひでとし)さんと妻の由似(ゆに)さん。糸満真栄里東店のオーナーです。

Qどういった経緯でオーナーに?オーナー「ほんとに軽い気持ちで説明会を聞きに行ってそこからでした。」マネージャー「私からお願いして2人で何かできるのを今後のことを考えてやっていけたらいいんじゃないのっていう話で。」

長嶺さん夫婦は15年以上務めた仕事をやめ、セブン‐イレブンのオーナーになることを決断しました。

Q前職に未練はなかった?オーナー「言っていいのかわからないですけど、一切ないです。」「今はオーナーという立場になることに対して責任もありますし、一番自分が誰よりも楽しんでるかなとは思います。」

一番自分が誰よりも楽しんでるかなとは思います。

マネージャー「私も未練ないです。あったらそもそもやりたいという気持ちもないと思うので。」

オーナー「ではいつも通り朝礼をしたいと思います。まず誓いの言葉からやりたいと思うのでよろしくお願いします。」

オープンまで10日をきった今月3日、長嶺さん夫婦も気合が入ります。

マネージャー「誓いの言葉 今日も一日 私たちは自信と情熱をもって、お客様には最大の満足を、お店に商品に対し、深い愛情を注ぎ、奉仕の精神を忘れることなく 自ら希望達成のために努めます!」

Qセブン-イレブンって使ったことありましたか?オーナー「今までなかったです。オーナーをするにあたって本土に何回か行って、それでちょこちょこ使うようになって。」Q当日はどうなると思いますか? オーナー考えたら怖いんです。確かに。だけど逆に楽しすぎて寝れるかが。楽しみにしています。この味とかをようやく地域の人とか周りの人、自分らの友人とかにも伝えきれるのかなと思ったら、ほんとにわくわくしか今はないです。」

「全員で店から出て移動して、そこでクローバー(チラシ配り)始めたいと思います。遠いので皆さんついてきてください。」バイト生「暑いけど(笑)」

この日の糸満市の最高気温は31度。スタッフの額にも汗が。

(女性2人)屋根にいる住民に宣伝(屋根の住民インタ)Qセブン‐イレブンが近くにできますが?「最高ですよ。グーよグー。」(沖縄への出店は)初めてさーね。みんな期待しているんじゃないの?」Qチラシ配りしていて感じる期待値は?オーナー「半分半分ですかね。私たちの店は一番南なので、どちらかといえば認知されていないという部分もあって、この辺りだと大きい商業施設の中にできるので僕らのこと知らない方かなりいます。なので、ここにもできるよと宣伝できる。」

講師「じゃあいきまーす、さんはい。。」「ウイスキー、キウイ―、ウイスキー、キウイー。」接客をするうえで欠かせないのがあいさつとレジ操作。この日は東京から講師を招きみっちり訓練。

Q不安はないですか? オーナー「今、不安はほとんどないです。」「一番楽しみにしているのは自分たちかなと思っています。」

オープン前日のきのう。市内のホテルには県内の店舗のオーナーが集まっていました。手渡されたのは店のカギ。セブン‐イレブン伝統の行事、ターンキー式です。

セブン‐イレブン伝統の行事、ターンキー式

Qいよいよあすオープンですが? オーナー「楽しみだよね。」マネージャー「楽しみです。」

そしてきょう、ついにその時がやってきたのです。長嶺さん夫婦は無事にオープンを迎えられたのでしょうか?

やっと街が明るくなってきた午前5時、店の中は周囲の静けさとは違っていました。

Q今何しているんですか?オーナー「いまはですねコーヒー豆の補充を見ての通りの単純作業なんですけど、これも初めてのことなんで。」Q少し戸惑ってます?「ちょっとどころかかなり戸惑ってますよ。」「品出しって言って来た商品を、普段はお客様が取って、うしろにある商品を出してっていう作業なんですけど、まだ今初めて入れるのでサンドイッチを。」「(売れなかったとき)怖いですけど、でもやっぱり、これがやりたいと思ってやってるので。」

オープンまであと少し、急ピッチで作業が進められます。開店を前に真栄里東店でもテープカットセレモニーが行われました。

オーナー「不安もいっぱいありますけど、楽しんでやっていきます。笑顔でやっていきますので皆様も得笑顔で来ていただいて、笑って帰っていただけるお店を作りますので、よろしくお願いします。」

Qいよいよですね!マネージャ「いよいよです。笑顔といい商品を提供させていただこうかと思ってますので。」Q緊張や不安ありますか?マネージャー「どっちもないです。わくわくしかないので。」

開店の5分前、平日にもかかわらず店の前には長い列ができていました。Qどうですか? オーナー「ぶっちゃけ並ぶと思ってなかったです。」Q30人以上並んでますよ! オーナー「30人。これも期待の高さなので、頑張ります。」

オーナー「今日も一日笑顔で元気に頑張っていきましょう。スタートします!」みんな「よろしくお願いします。」

そして、全員で「いらっしゃいませ。」オーナー「いらっしゃいませ。」開店と同時にたくさんのお客さんが!オープンから5分ほど経ちました。すでに駐車場はいっぱいです!

やっと沖縄にセブン-イレブンができるってことで楽しみに待ってたんで。

一番目に並んだ方は男性客「待ってました本当に。やっと沖縄にセブン-イレブンができるってことで楽しみに待ってたんで。」「全部ひとりで食べます。」子ども客「ポップコーンとメロンパンとお肉。」オーナー「パニックです。」

開店から絶えずお客さんが入店し、忙しそうな長嶺さん夫婦。これからの夢を語りました。Qどういうお店にしたい? マネージャー「お客様の笑顔も大事なんですけど、従業員の笑顔もお客様には見ていただきたい部分と、豊富な商品もそろっているので、憩いの場として使っていただければと思います。」

オーナー「一番はお客様の居心地のいい店、帰りたくなくなる店。2番目にまた来てみたい店を目指しています。」