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那覇・粟国便を現在運休している第一航空が、県が補助金を認めなかったことで損失が生じたとして、県に損害賠償を求めた裁判が2019年6月21日、那覇地裁で始まりました。

この裁判は、2015年8月、粟国空港で事故を起こし那覇・粟国便を運休した第一航空が、2018年1月に一時期運航を再開した際、県に対して従業員訓練に伴う人件費や、機体の維持費などを補助することを求めました。

しかし、県が補助金を大幅に減額したことで損失が生じたとして、第一航空が県におよそ4億5000万円の損害賠償を求めています。

21日、那覇地裁で開かれた第一回口頭弁論で、県側は第一航空側の請求の棄却を求め、争う姿勢を示しました。県は次回以降、第一航空の主張に対しての細かい認否を明らかにすることにしています。