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辺野古に埋め立て土砂が投入されてから、14日で半年。工事を阻止したい県と、新基地建設を進めたい国は、依然として平行線をたどったままです。
玉城知事は「埋め立て承認は撤回されているという立場ですので、当然、埋め立て工事が行われているというのは、我々の立場からいうと違法な状況が続いていると。民主主義の根幹や地方自治を脅かすような、そういう政府の行為である」と話しました。
辺野古の埋め立て承認撤回は有効だという立場を強調し、抗告訴訟など、必要な対抗措置を取ると述べました。
土砂投入が始まって14日で半年。埋め立てが始まった最初の区域では、約6割ほど埋め立てが進んでいます。国は工事を加速させようと2カ所の護岸を使って土砂を陸揚げしています。県は「2カ所目の護岸を使った陸揚げは、当初の計画にない」として、工事の中止を求める行政文書を出しています。
岩屋防衛大臣は「沖縄の基地負担軽減を図るための政府の取り組みについてご理解を、ご協力をえられるように全力で取り組んでまいりたい」と話しました。
辺野古の新基地建設を阻止したい県と進めたい国、今後は軟弱地盤をめぐる攻防が焦点となってきます。