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県内ではジューミーとかアンダカチャーなどの多彩な呼び名で知られるカナヘビの仲間「ミヤコカナヘビ」。宮古島市にしかいない貴重な固有種であるとして、6月11日付けで「県指定天然記念物」に指定されました。
緑色の体に長い尻尾を持つ体長約30センチにもなる「ミヤコカナヘビ」は宮古島市の6つの島にのみ生息する固有種のトカゲの仲間で、地元では『唐辛子を食べる者』という意味の「クースファヤ」などと呼ばれ、親しまれています。
2019年4月16日、県文化財保護審議会会長から県教育委員会に答申され、6月11日付けで「県指定天然記念物」に指定されました。
県の平敷教育長はコメントを発表し「新たな指定は2010年の『ミヤコサワガニ』以来だ」として「今後も宮古島市と連携し、文化財の保存と継承に努めていきたい」としました。
「ミヤコカナヘビ」はイタチなどの外来種などによって個体数が減少しています。
ところで、トカゲの仲間なのに「ヘビ」とはこれいかに?なのですが、専門家によると、その特徴である尻尾の長さから遠目からだとヘビのように見えることからその名が付いたのではなないかということです。