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県内で有害物質PFOSなどによる汚染が確認された問題で、宜野湾市議会が、基地内での立ち入り調査を求め、動き出しました。
宜野湾市議会は6月6日朝、議会運営委員会を開き、6日開会した6月定例会で、米軍基地内への立ち入り調査を求める意見書と抗議決議の採択を目指し、各会派の議員らの意見を集約。すべての会派が調査を求める姿勢を示しました。
宜野湾市では、2019年1月に県が実施した調査で、普天間基地周辺の湧き水や地下水、16カ所のうち7カ所で、発がん性物質のPFOSなどがアメリカの国内基準を超える数値で検出。
また京都大学などの調査で、大山区民の血中濃度が全国平均と比べPFOSが4倍、PFHxSでは53倍に上ることも明らかになっています。今回の意見書や抗議決議が可決されると、宜野湾市議会として初めてこの問題について抗議の声を上げることになります。