QABのアナウンサーが県内をお散歩しながら各地を巡るお散歩プラス。
今回はことし10月1日に開業が決まったゆいレールの首里駅から先に伸びる新たな4つの駅の紹介とその周辺のお散歩です。
山城キャスター「沖縄の空の玄関口那覇空港です!ども!山城です!きょうは、ゆいレール那覇空港駅にやってきました!もう、大勢のお客さんや観光客の方々が乗り込んでますよ~なんと今回のお散歩プラス那覇空港駅からスタートです!それでは、いってきます!」
走る車窓のブルーバックに利用者増加のグラフ乗せ。
ゆいレールは近年観光客の増加などに伴い、利用者数も増加。2018年度の乗客数は、およそ1905万7000人と9年連続で過去最高を更新。
いよいよ、ことし10月1日!首里駅の先に4つの新しい駅が誕生します。
山城キャスター「とう!さきほどの那覇空港からぐ~っときまして、現在の折り返し地点首里駅に到着しました!こちらである方と待ち合わせしてるんですが」
平古場祐樹さん「山城さ~~ん!」
山城キャスター「あっ!平古場さん!」
平古場祐樹さん「はい、どうもこんにちは~!」
登場したのは今回の案内役の1人。沖縄都市モノレール延長推進室長代理の平古場祐樹さん!」
山城キャスター「平古場さん!いよいよ首里駅から先の延伸区間が10月1日にいよいよ開業するとお聞きました!」
平古場祐樹さん「はい、そうなんです。ここ首里駅から新しく4つの駅が誕生します!それではですね、延長区間4駅の方を紹介したいと思いますので、行きましょうか、、!」
では、首里駅の先にできる新しい4つの駅をご案内しましょう~
10月1日に開業するゆいレール延伸区間、首里駅から先に誕生する4つの駅をめぐるお散歩プラス。首里駅から出発です!と・・・言っても、まだ開業していないので、ゆいレールの試験運行中の車載カメラの映像で先取り気分を味わいながら、首里駅を出発!
平古場祐樹さん「はい、石嶺駅ですね。石嶺駅までは首里駅から約2分くらいで到着する駅になっております」
山城キャスター「ゆいレールといえば各駅にオリジナルのメロディーがあるじゃないですか、、今回の石嶺駅のメロディーは?一体何ですか?!」
平古場祐樹さん「ちょんちょんキジムナーを採用させてもらいまして、石嶺町は学校が多いということで、キジムナーをこどもに見立てて、子どもを連想する曲として選定しております」
現在も各駅で流れる「ステーションメロディ」石嶺駅は「ちょんちょんキジムナー」とともに「旗頭・エイサー」のアートガラスが乗客を迎えます。
続く経塚駅のメロディーは「はべら節」駅の近くに、組踊の創始者玉城朝薫の墓があることから組踊で演奏される曲の中から明るいものを♪
浦添前田駅では「めでたい節」浦添グスクの最寄り駅であるため、歴史感じる曲の中からテンポあるものに♪
てだこ浦西駅は「ヒヤミカチ節」新しい街づくりによる、にぎわいを連想させるこの曲を♪それぞれのメロディーが実際に聞けるのが待ち遠しいですね。いったんここで平古場さんと離れ、次は石嶺駅から2分!ゆいレールが初めて那覇市の外に飛び出した!
山城キャスター「やってきました!新しい駅の2つ目となる「経塚駅」です!さて、ここである方と待ち合わせしてるんですが!ん~どこにいるんでしょうかね~?あ!あちらに仁王立ちしてる方がいますよ~!!こんにちは~!」
ゆいレールの新たなエリア周辺を案内してくれる浦添市文化財課のその名も仁王浩司さん!まずは、経塚駅周辺を散策!
山城キャスター「仁王さん、ここやってきましたが、こちらは一体何なんですか?」
仁王浩司さん「こちらがですね、玉城朝薫という方のお墓になります」
こちらが経塚駅のステーションメロディ「はべら節」が演奏される、組踊の創始者・玉城朝薫のお墓です。
仁王浩司さん「聞いたところによると、もともとはこの玉城朝薫の墓の真上を通る計画だったらしいんですけど、さすがにこの朝薫の上を通るのはいかがなものかということでですね、こちらにふって通したという経緯があると聞いております」
現在、お墓は市の教育委員会が管理していますが時々、朝薫の子孫たちも手を合わせに来るそうです!
山城キャスター「やってきましたね、のどかな場所に」
仁王浩司さん「はい、こちらですね」
山城キャスター「なんか神々しい雰囲気ですね」
仁王さんに案内された丘の上にあったのは小さな「金剛嶺」の三文字が刻まれた石碑。「経塚の碑」です。仁王さんによると、むかし、このあたりには人に悪さをするまじむん=妖怪がいました。そこで、偉いお坊さんが、まじむんを封じるためにお経を書いた小石を埋め、塚を建てたとからここが「経塚」と呼ばれるようになったというのです。
山城キャスター「それで、この辺りは平和な雰囲気が、、」
仁王浩司さん「そうですね、非常に今のような穏やかな時代が来ているんじゃないかと」
山城キャスター「経塚の平和はここから始まったと!」
仁王浩司さん「そうです~」
まじむんも今はいないと聞いて、ほっとしたところで、今回のお散歩はここまで!次回のゆいレール延伸区間のお散歩は、浦添前田駅から、てだこ浦西駅へ、そこには、ゆいレール初となるトンネルが待っていました!その秘密は今度のお散歩プラスで!