※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2019年6月4日午後、浦添市の中学校のテニスコートに空から物が落ちてきたと通報がありました。この落下物によるけが人はいません。

船越遼太郎記者は「黒い落下物は、こちらのテニスコートで部活動をしていた男子生徒の足元およそ30センチのところに落ちたということです」と話しました。

落下物が発見されたのは浦添市にある浦西中学校で、学校によりますと6月4日午後3時半すぎテニスコートでクラブ活動をしていた生徒から「空から物が落ちてきた」と報告がありました。

落下物は、およそ18センチかける12センチ、重さがおよそ20グラムのゴム製の切れはしのようなものです。また生徒たちが落下物を発見したとき上空を見上げるとヘリコプターが飛んでいたということです。

この件を受け、松本浦添市長が学校を訪れ、関係者から当時の状況の説明を受けたあと、同席した沖縄防衛局の職員に、落下物を持ち帰り、確認するよう求めました。

松本浦添市長は「まずしっかりとその物についての調査を行っていただいて、早急に結果等をご連絡いただきたいと思ってます」と話しました。

落下物を持ち帰った沖縄防衛局は、ヘリの目撃情報もあることから、アメリカ軍に対して確認しているということです。

この件を受けて謝花副知事は「普天間第二小学校のことを思い出しましてゾッとした。一番安全であるべき学校でこういった事態が起こるということは、ある意味異常だとしか言えないと思います」と話しました。

そのうえで、謝花副知事は仮にアメリカ軍のヘリということであれば遺憾であるとして「県として事実関係をしっかりと確認したうえで、対処したい」と述べました。