金城キャスター「楽園の海、案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは『2019年ゴールデンウィーク』です。」
長田さん「今年のGW、天気のいい日がたくさんありましたので、たくさんのお魚に会って来ました。」
金城キャスター「お魚達もゴールデンウィーク満喫してましたか?」
長田さん「それは、見てのお楽しみです。」
金城キャスター「早速見てみましょう!!」
長田さん「今回は、トロピコ号にお邪魔しました。」
金城キャスター「たくさんのお客さんで賑わってますね~。」
長田さん「そうですね~。慶良間諸島を目指します。渡嘉敷島の北側にあるポイントです。透明度もよさそうですよ。最初に出会ったのは・・呼吸をしに水面まで上がってきたタイマイ。ダイバーの泡の合間をぬって、泳いでます」
金城キャスター「気持ちよさそうですね~。」
長田さん「そうですね~。そしてわざわざダイバーのたくさんいるところに降りてきました。」
金城キャスター「慣れているんですね。」
長田さん「はい。周りを囲まれても、ご覧の通り。この距離で、記念撮影出来ちゃいます。」
金城キャスター「私も撮りた~い」
長田さん「ここのポイントでは、タイマイのエサ場となっているため、ほぼ100%タイマイと出会えるんです。いつでも会いに行けるアイドルですね。」
金城キャスター「人気者ですね~。」
長田さん「入れ替わり立ち替わりやってくるダイバー。ようやく撮影会から解放されると、水面へ。」
金城キャスター「立ち去り方も堂々としてますね。」
長田さん「はい。そしてこちらは、産まれたての真っ赤なクマノミの卵。水温が24℃を超えてくると、至る所でクマノミが産卵してます。」
金城キャスター「とびこ(またはいくら)みたいですね。」
長田さん「たしかに似ていますね~。1週間から10日ほどで孵化します。こちらは、ハナビラクマノミの卵。産まれてから随分と経過している感じです。」
金城キャスター「目も出来ていますね~。」
長田さん「はい。そろそろ孵化のタイミングみたいですね~。こちらは座間味島のドラゴンレディーというポイント。水中では、ダイバーが1箇所に集まっていました。」
金城キャスター「岩の周りに何かいるんですか?」
長田さん「はい。スカシテンジクダイが群れています。この魚、骨まで見えるスケルトン。」
金城キャスター「メダカに似ていますね。」
長田さん「フォルムは似ていますね~。ダイバーもいっぱいですが、魚もいっぱい。このポイントの撮影スポットになってます。さてこちらは、土砂降りの雨の中潜った黒島の北側にあるポイント。でも岩の亀裂は、こんなにもきれいなんです。」
金城キャスター「青のグラデーションがキレイですね~。」
長田さん「ダイバーが何やら覗き込んでます。撮影しているところを、後ろから覗いてみると・・・体長80cmほどの小さなネムリブカがお昼寝してました。」
金城キャスター「サメは少し怖い印象があるのですが、これはかわいい♪」
長田さん「そうですね。後方に周り10分粘って、ようやく一回転してくれました。」
金城キャスター「お昼寝の邪魔すると怒っちゃいますよ。」
長田さん「ネムリブカはおとなしい性格なので大丈夫です。ラストは、ギシップ島の先端にある自津留というポイント。沖縄の県魚、グルクンが凄い数です」
長田さん「今年は例年になくグルクンが多いように感じます。いたるところで、川のように流れてました。」
長田さん「GWという事で、ダイバーもたくさんでしたが、魚も負けじとたくさんいてくれて、楽しい休日を過ごす事が出来ました」
金城キャスター「お魚はお休みがなかったみたいですね(笑)」
長田さん「そうですね。」
金城キャスター「以上、楽園の海でした。」