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憲法記念日の5月3日、県内では憲法について改正を訴える側と現行を守ろうと訴える側がそれぞれ集会を開きました。
護憲派の憲法普及協議会が開いた集会には、およそ1000人が参加しました。対談に臨んだ、ジャーナリストの青木理さんは、憲法改正を目指してる安倍総理に対して、本気で憲法改正や憲法のあり様を議論したいのであれば真正面からするべきと指摘したうえで、自衛隊の明記についても触れ批判しました。
青木理さん次のように話しました。「自衛隊というものを9条に書き込みたいというんですね。「それによって何が変わるんですか?」言ったら「何も変わらない」というんですね。そんなんだったら議論する価値がないと僕は思うんですね」
一方、改憲派は那覇市で集会を開き、およそ80人が参加しました。
この中で、政治評論家の高橋利行さんは、アメリカのトランプ大統領が就任して以降、世界情勢は厳しくなっていると主張した上で憲法9条への自衛隊明記をめぐる問題について次のように自論を展開しました。
高橋利行さん次のように話しました。「自衛隊を持っていると、自衛隊を憲法に書けば、戦争になるという人がいるようですね。しかしそうでしょうか?私は違うと思います。憲法に明文として書かれていなくてももし国際情勢が険悪になれば政府は、安倍政権はやるときはやると思います」「基本的には日本の憲法を改正して自衛隊のできることと、できないことをはっきり書くということです」