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名護市にある国立高専が製糖会社と共同ラボを開設し、商品開発を行うことになりました。
沖縄高専と共同ラボを開設するのは、県産サトウキビの商品化も行っている愛知県の伊藤忠製糖です。沖縄高専と伊藤忠製糖は、2017年10月から泡盛の蒸留粕などを原料とした糖の研究を進めていました。
今回新たにうるま市にある県の研究施設内に共同ラボを開き、体の免疫力を高めるといわれるβグルカンという糖を使って、機能性に優れた商品開発を行うことにしたと発表しました。
沖縄高専の池松真也教授は「沖縄の経済活性化につながっていけたらと考えている」と話しました。
また、伊藤忠製糖の平林克樹研究開発室長は「産官学連携といったところで新しいものを生み出せる可能性に非常に期待している」と話しました。
共同研究ラボでは2020年度末までの商品発売を目指しています。