こんにちは。ここからはQプラスです。きょう新天皇陛下が即位され、令和の時代が幕を開けました。新たな時代を迎えた県内の5月1日の様子をまとめました。
天皇陛下のお言葉「日本国、及び、日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと、国の一層の発展、そして、世界の平和を切に希望いたします」
きょう新天皇陛下が即位され、令和の時代が幕を開けました。那覇市の家電量販店ではお言葉を見守る人の姿が。
浦添市 40代男性「(新しい天皇には)国民の方を思って、正しい方向に導いてほしいですね」
那覇市では、号外も配布されました。
女性「この令和という名前に込められているようにみんな仲良く平和な時代になっててほしいなと本当に切に思ってます」
女の子「いい時代になってほしい」
男の子「戦争がない方がいい」
記帳所県庁の1階には設けられた記帳所。新たな時代に期待を込めて署名に訪れる人の姿がありました。また、元号が変わったこの日に合わせて多くのカップルが婚姻届けを提出しました。
男性「ちょうど日本の時代が変わるこの日に我々も新しい生活をスタートさせようということで」
女性「旧姓でなくなるのはちょっと寂しいんですけど。また新しい新元号とともに新しい人生歩めるというところですごく誇らしいです」
日付が変わる前から婚姻届を提出するカップルが列を作っていたという那覇市役所。中にはこんな人も。
代理の父母「(娘が)アメリカに旅行していて、代理で…」「親の私が使者として婚姻届けを出しに参りました」
新しい時代の幕開けとともに生まれた、多くの新しい家族。そして新しい命も生まれました。那覇市にある糸数病院。きょう4人の令和ベイビーが生まれ、小阪美香さんは午前9時35分に、3208グラムの元気な男の子を出産しました。
小阪美香さん「健康に生まれてきてくれたので本当にありがとうって感じですね。戦友みたいだったよね、一緒にがんばったね」
きょう生まれた男の子は小阪家にとって二男。長男の奏太(そうた)君は早くも兄としての自覚が。
奏太くん「おにいちゃんです」
小阪亘さん「自分の夢なり希望なりをもって自分の人生を歩んでもらえる子になってもらえればなと思ってます」
美香さんは新たに生まれた命への望みを新しい時代への期待と重ね合わせます。
小阪美香さん「時代の一番初めての日に生まれてくるのは特別なのかなという気もするんですけど。この子たち、この子に限らず子どもたちがちゃんと希望を持っていけるそんな時代になってほしいなと思いますね」