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普天間基地周辺の湧き水や、地下水の汚染が問題になっている有機フッ素化合物PFOS。嘉手納基地周辺でも高い濃度で検出されていたことがわかりました。
これは県が2018年12月から、2019年1月にかけて、普天間基地周辺や、比謝川周辺、天願川周辺で、河川や湧き水、地下水を調べたものです。その結果、比謝川周辺では8つの調査地点のうち、5つの地点でPFOSが高濃度で検出されました。中でも嘉手納町の湧き水、屋良ウブガーでは2100ナノグラムパーリットルと、米国の基準の30倍にも上っていました。
天願川周辺でも、調査した7地点のうち4つの地点で高い濃度が確認されています。県では、米軍基地で使われた消火剤の可能性も視野に原因を調べていますが、今のところ、県の問い合わせに対し、アメリカ軍からの回答はないということです。県では、湧き水を飲まないよう呼びかけています。