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21日の衆議院沖縄3区補欠選挙は、オール沖縄が推した新人の屋良朝博氏が初当選しました。玉城知事が守ってきた3区の議席を引き継ぐ形となった屋良さん。県政最大の課題である基地問題に挑みます。
辺野古新基地建設の是非を最大の争点とした衆議院沖縄3区補欠選挙。オール沖縄が推す屋良氏が、自民党公認で公明、維新が推した元沖縄担当大臣の島尻安伊子氏を破り初当選しました。その差は約1万7000票。夏の参議院選挙に弾みをつけた形です。
選挙から一夜明け、屋良氏はさっそく辺野古を訪れ、支援した人たちの前で決意を新たにしました。屋良氏は「皆さんの気持ち、国会へ持っていきます。絶対に沖縄の道が開けるまでがんばり抜きますので、みなさんお力をください」と話しました。
オール沖縄にとっては、県知事選、県民投票、衆院補選で三度、辺野古反対の民意を示した形ですが、それでも安倍総理の発言は変わりません。
安倍総理は「大切なことは沖縄における基地負担の軽減を図っていく、一つ一つ結果を出していくことだろうと思います。そのためにも1日も早い普天間基地の全面返還を目指していきたいと思っています。」と話していました。
辺野古阻止に向けては手詰まり感もある中、今後、沖縄側がどのように国と対峙していくのか注目されます。