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国内で唯一の赤い城、首里城。琉球王国時代の赤をテーマにした興味深い企画展が始まりました。
世界遺産の首里城その正殿は、「赤い王宮」とも呼ばれています。4月19日から始まった企画展では琉球王国時代に作られた赤色の工芸品などが紹介され、こちらの「花房闘鶏之図」は色鮮やかな赤が闘鶏の躍動感を際立たせています。
また、えんじ色の布に文字を記した「馬執宏書」や布の両面に梅などを描いた「梅模様紅型帯」など、貴重な26点が展示されています。
なぜ「赤い色」がふんだんに使われているかというと、学芸員の説明では、文献はなく、所説あるとした上で、赤には、祝い事や魔除けと言った良いイメージがあったということです。
この企画展7月2日まで行われます。