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〝ばんみかせ!南部九州高校総体〟7月に行われる高校総体に挑む選手をご紹介します。きょうは、自らの活躍で学校にボクシング部を発足させた〝鉄腕〟です。

「珍しい名前で印象に残るのでもっとこれから印象を高めたいと思っている。」

穏やかな表情から一変。気迫あふれる打ち込みに励むのは、那覇工業の砂川朝都夢(すながわ・あとむ)選手!

相手との距離を保ちながら戦うアウトボクシングを武器に、去年の県高校総体で優勝、全国大会ではベスト8に。その強さには明確なルールがあった!

砂川選手「相手がどう出てくるのか、どう打ってくるのか、という相手の表情とか全部見ながらジャブで距離をとって。どんどん体で慣れていって、最終的にはカウンターとかジャブを入れてストレート。」

那覇工業 上原監督「一番の強みはストレート、これに限るかなと。思い切りの良さもあるので、思いっきりストレートを打てていければ。」

砂川選手がボクシングを始めたのは幼稚園の頃。那覇工業に進学すると、同じボクシングジムに通っていた同級生と当時休会していた同好会へ。その後、学校にはボクシング部が発足。砂川選手の活躍は他校の目標でもある。

沖縄水産 仲宗根選手「スピードも速いしキレも良いので、勉強するところがいっぱいあるなと思っていて。見習うところがたくさんある。」

今は体力強化を目指してトレーニングに励む日々。4カ月後に迫った大舞台を見据え、更なる飛躍を誓う!

砂川選手「高い目標を立てたら、モチベーションが上がらないので、少しずつ体力を上げていって、一戦一戦リングで相手を倒していきたい。」