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朱い漆に魅了された前田國男さんの作品展が、浦添美術館で20日から始まりました。
深みのある黒色に朱い漆が重なって、独特の味わいを出す漆芸。2018年、県指定無形文化財「琉球漆器」の保持者となった前田國男さんの個展では30点が紹介されています。
デイゴの赤い花をイメージした提盤「曙」。縁の黒から朱に変わるグラデーションにこだわりがみられます。また、幾つもの卵の殻を張り合わせた卵殻筥「古代への想い」。現在もベトナムでは使われている技法です。
展示会は3月31日まで開かれます。