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春を感じさせる桜の文様があしらわれた紅型の衣装が那覇市の博物館で展示されています。
那覇市立歴史博物館では毎年この時期に、桜の文様があしらわれた尚家伝来で王族が着ていたとされている国宝の紅型衣装3点が展示されています。
この桜の文様は日本や中国から渡ってきた絵画や染め物を参考に作られたとされていて、沖縄では見ることのできない枝垂れ桜などが紅型の特徴である鮮やかで大胆な独特の配色で施されています。
また展示されている衣装の中には、2種類の紅型を重ね合わせた「おぼろ型」という珍しい技法で作られた衣装も展示されています。
この衣装の展示は3月27日まで行われています。