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石垣市平得大俣地区に配備が予定されている陸上自衛隊施設の建設工事は1日、着工したものとみられます。

比嘉夏希記者は、「配備予定地では重機が動き出しました。いよいよ工事が始まります」とリポートしました。

配備予定地では、午前9時ごろから重機で土のうを移動させたり、作業員が杭を打ち付ける様子が確認されました。沖縄防衛局は、県に対し、工事予定を1日から8月末までと通知していて、現場には朝から反対する住民たちが駆け付けました。

反対する住民は「本当にきょうが来るのかな、こんな日が来るのかと思ってたんですが、住民の声を全くききませんよね。だから体を張って止めるしかない」と話していました。

年度内に着工すれば、改正された県の環境アセス条例に基づいた調査をしなくてもよいことになっていて、住民の反対を押し切って工事を急ぐやり方に批判の声があがっています。