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スポーツです!まずは、県内を舞台に7月に行われる高校総体に挑む選手をご紹介します。きょうは、9年前に活躍した先輩に憧れ、稽古に励む”相撲競技の星”です。

両足を滑らせるように進む”すり足”大地を力強く踏みしめる”四股”毎日、およそ1時間半の稽古が続く。

Qプラススポーツ部 ばんみかせ!南部九州高校総体

北部農林田場尚幸選手「基礎ができないと次のステップに上がることができないのでしっかり基礎を見直してやっている」

身長173センチ、体重117キロ。北部農林高校相撲部・田場尚幸(たば・なおゆき)選手!

去年、ともに稽古に励んでいた同級生はプロの道へ。学校で唯一の相撲部員になった。

北部農林田場尚幸選手「寂しいというのもあるが相撲の稽古はひとりでもできるので土俵の上に立ったら1対1の勝負なので」

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持ち味は”立ち合いの当たり強さを生かした押し相撲。今はひたすら課題と向き合っている。

北部農林久場研吾監督「本人の課題として腰の高さ脇の甘さというところがあるのでそういう基礎基本を大事にしながら大会を迎えたいなと思っている」

幼稚園から相撲を始めた田場選手。これまで稽古を見守ってきたのが父・理嗣(まさつぐ)さん。

父・理嗣さん「四股とかすり足をそばで見てもだいぶ頑張っているなと」「頑張りが見えてきた前と比べて一生懸命というか」

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その努力が実を結び、去年10月の新人大会では個人無差別級と100キロ以上級で2冠を達成!5カ月後の高校総体で更なる飛躍を誓う田場選手にとって、忘れられない試合が。

9年前、県内で行われた美ら島総体。当時、小学3年生だった田場選手は、中部農林が団体準優勝を決めた瞬間を見ていた。

北部農林田場尚幸選手「あのときの先輩方は本当に強くてその先輩方の背中を見て育ってきたので先輩方くらい活躍できるように頑張りたい」

幼い頃に見た憧れの舞台を胸に更なる高みを目指す!

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北部農林田場尚幸選手「上位に入れる力はあると思うので自分の相撲をしっかり落ち着いていかにとれるかだと思っている。まだ半年あるので照準を合わせていきたい」