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宮古馬の赤ちゃん生まれる

2018年、一部の農家での不適切な飼育環境が問題となった宮古馬。2019年、初めての赤ちゃんが宮古島市の牧場で誕生しました。

元気な雄の子馬が生まれたのは宮古島市平良山中にある荷川取牧場。1月29日の朝、飼い主が牧場に行くとすでに生まれていて立ち上がっていたということです。

子馬の名前は宮古島で、子どもの時だけの呼び名、わらび名として親しまれている「カンドゥヌ」と名付けられました。

カンドゥヌは元気に遊びまわったあとお母さん馬のそばでウトウト・・・。幸せそうな寝顔を見せていました。

新しい命の誕生をきっかけに宮古馬保存への意識の高まりが期待されています。宮古馬は県の天然記念物。宮古馬の頭数は45頭。

全国に8種類いる日本在来馬のなかでも非常に少ない頭数。宮古島では馬の飼育を市民に委託しているため、その負担の重さから交配を控える飼育者も多く、増えにくい。