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石垣市議会は1日、地元住民らが請求した陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案を否決しました。
石垣市議会では1日、県民投票の実施が決まった直後に、住民投票条例案を追加で審議。委員会での否決を受けて行われた本会議で、賛成・反対が同数となり、判断は平良秀之議長にゆだねられました。
議長は「本件において議長は否決と採決します」と述べ、条例案を否決しました。
住民投票条例案を巡っては2018年、地方自治法上、必要な数(775)を大きく上回る1万4000筆あまりの署名が集められていました。
市議会が条例案を否決したことについて「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表は「できるならもう一度考え直してもらいたい。県民投票はできるのにどうして石垣の住民投票はできないのか、率直な疑問です」と話していました。
石垣市の中山市長は「市としては配備計画は認めて進んでいるので、市民の皆さんには理解を求めていきたい」としています。