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嘉手納基地の周辺住民らが夜間や早朝のアメリカ軍機の飛行差し止めなどを求めた「第3次嘉手納爆音訴訟」が1月31日に結審しました。
この裁判は、嘉手納基地周辺に住む2万2000人以上の住民がアメリカ軍機の夜間や早朝の飛行差し止めと騒音被害への損害賠償などを求めているものです。
一審の那覇地裁沖縄支部は過去の騒音被害を認め、国に対し損害賠償の支払いを命じましたが、飛行差し止め請求はこれまでと同様に棄却。この判決を不服として住民らが控訴していました。
31日の裁判では嘉手納町の福地義広さんが自ら撮影したアメリカ軍機の映像を見せ、「夜間の飛行をやめさせてほしいだけ。司法の誇りを見せてほしい」と訴えました。判決は9月11日に言い渡されます。