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辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票は1月29日、選択肢を3つに増やした条例改正に向け、県議会の臨時議会を開くことを決定しました。

臨時議会は29日午前10時に始まり、玉城知事から辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票の選択肢に「どちらでもない」を加えた三択とする条例改正案が提案される予定です。

三択での県民投票実施は先週24日、三択に否定的だった県議会の全会派が一致。翌25日には不参加を決めていた5つの市が続々と三択での参加に前向きな意向を表明し、全県で実施される見通しとなっていました。

ただ、自民党では、三択の県民投票に反発する議員の声が依然くすぶっていて、臨時議会への対応を協議するため午後1時半に始まった議員総会は先ほど終了しましたが、29日の臨時議会で複数の退席者が出ることを示唆する県議もいます。

不参加の予定だった5市が、三択案での県議会与野党全会一致を求めている状況で、退席者を出す事態となれば、不参加5市への影響が出ないか懸念されます。