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政府は1月28日、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票が2月に実施されるのをよそに、新たな護岸の工事に着手しました。県内の反発は必至です。

沖縄防衛局は、1月28日朝から名護市辺野古の大浦湾側で、「N4」と呼ばれる新たな護岸の工事に着手したことを明らかにしました。N4護岸は完成すれば全長は135メートル。当初、沖縄防衛局は春までに着工するとしていましたが、「気象などの状況を踏まえ、本日実施した」と話しています。

N4護岸が完成した後は、全長515メートルにもなる「K8護岸」の工事も予定しているということです。

反対する人からは「ひどいなと思いましたけど、やっぱりかという感じですね。」「2月24日の県民投票へ向けて新しいところに着手したと。もう後戻りできないよというのが目的でしょ」「完全に人権無視だし、憲法そのものに違反していますよ」などの声があがりました。

2月24日には辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票が実施されますが、今回の新たな護岸の工事着手によって辺野古新基地建設の既成事実が作られていくとして、反対する市民らは怒りをあらわにしました。