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県民投票「全県実施へ」加速か混迷か

「全県での実施」を求めた動きは加速なのでしょうか、混迷なのでしょうか。

辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票。1月21日、県民投票の会が条例改正に柔軟姿勢を示したことで、県議会与野党の議員が反応しています。

1月21日夜、県民投票の条例制定を請求していた「辺野古」県民投票の会は会議を開き、現在、沖縄市や宜野湾市など5つの市が県民投票に不参加を表明していることから「全県実施ができるなら」と、条例の改正について柔軟姿勢を示しました。

そして22日、元山代表は県議会を訪れ、新里議長と面談し、全県実施に動くよう求めました。しかし、条例改正に柔軟姿勢を示した県民投票の会に対し与党側から厳しい声も。こうした状況に県議会の新里議長もいらだちを隠しません。

一方、野党の自民党は午後4時すぎから会見し、「仕切り直し」を強調しました。

また別の野党の幹部は、与党側の足並みが揃わないことを批判し、「3択案が議会で通れば5つの市を説得できる」と話していました。