樋口靖洋監督「元気よく、活気良くやりましょう!OKじゃあいきましょう!」
J2での戦いに向け始動したFC琉球。J3より10試合増えるシーズンに向け新戦力18人が加わり選手は30人と去年より大所帯となっています。練習4日目となる昨日は西原町出身の上原慎也も合流。チームに県勢選手も5人と、地元でプレーする選手も増えました
上原慎也選手「僕もいずれは沖縄に帰って沖縄の子どもたちのために何かできないかなと考えていたのでこのタイミングで帰ってこられてうれしく思います」
新生FC琉球を率いるのは樋口靖洋監督。J1からJ3まですべてのカテゴリーのチームを率いた経験を持つ樋口監督がJ2をどう見ているのか聞きました。
樋口靖洋監督「一番難しいリーグかなと思います。長ければカッコ内カットで色々な層の選手がいるんですね、J3から上がってきた選手J1からカテゴリーを下げた選手とそれを1つのチームにまとめていくのは非常に難しいところはあると思っています」
J2リーグの難しさを語る樋口監督。ただその厳しい言葉とは対照的に、練習中の監督は、常にこの笑顔。
樋口靖洋監督「元気いいですね、とはよく言われますね。自分の座右の銘というのは「いつも心に太陽を」というのでそれが人柄かどうかはわからないですけど」
そんな明るい監督の影響か、練習も和やかで活気が。そこには監督のこんな教えがありました
樋口靖洋監督「選手には4つの「~tion」というのを要求していて1つはCondition(体調)、それからMotivation(動機)、Concentration(集中)、それとCommunication(交流)とこの4つがピッチの中であったらこれは良いトレーニングだとそれをいつも出すようにしようと」
新体制で良い雰囲気の中でスタートを切ったチーム。FC琉球初のJ2の舞台で、樋口監督が見据えるものとは
樋口靖洋監督「一言で言えば継続して攻撃的なサッカーを続けるということですこれはこのクラブの財産だと思うんですね。優勝というのは大事なテーマだと思います。そこを目指していなかったら話にならないと思うんですけど、ただ現実的には地に足をつけてやるためには常に10位以内をキープしながら戦っていきたいと思っています。その上でプレーオフ進出(6位以内)が実現可能かどうかというところにチャレンジするというのが現実的な目標だと思っています」