伊波アナウンサー「楽園の海 案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんです。本年も宜しくお願いします。今回のテーマは「2019年初潜り!」です」
長田さん「今年の初潜りは、1月4日。渡嘉敷島に滞在して潜って来ました」
伊波アナウンサー「どんな初潜りになったのか、早速見ていきましょう」
伊波アナウンサー「今年は元日から曇りも多かったですが、見てください!この海の色! キレイなコバルトブルーの海ですね」
長田さん「このビーチの隣、阿波連漁港から海幸丸(かいこうまる)に乗って出港です」
伊波アナウンサー「お正月飾りも飾られていて、いいですね」
長田さん「初潜りの場所は、渡嘉志久ビーチ沖にある海人というポイント。早速、海の中へ」
伊波アナウンサー「わ~、光がキレイですね」
長田さん「水深10mから見る太陽!私にとっての初日の出です。水底には、綺麗な砂紋が広がってました」
伊波アナウンサー「なんだか神秘的ですね」
長田さん「北風吹いた後に出来る、この自然の芸術作品は、ケラマ諸島の中でもかなり上位に入る綺麗な砂紋だと思います」
伊波アナウンサー「ダイバーも、自分の影が写っている水底を眺めつつ気持ち良さそうに泳いでますね」
長田さん「今年まず最初に撮影した生き物は・・水深20mにいた、トウアカクマノミ」
伊波アナウンサー「小さくて可愛らしいですね」
長田さん「大きな親は不在でしたが、イソギンチャクに守られて楽しそうですよね。住まいが一緒のアカホシカクレエビものんびりとしていました」
伊波アナウンサー「こちらはなんでしょう?」
長田さん「水深22mに漁礁として沈められたブロックです」
伊波アナウンサー「まるでジャングルジムのようですね」
長田さん「この中に、ホウセキキントキが群れていました。ライト当てると綺麗な赤なんですよ」
伊波アナウンサー「ホントだ、鮮やかな色ですね」
長田さん「こちらのブイの付いたロープには、小魚がたくさん集まってます。ハナヤサイサンゴの中に隠れようとする魚たち」
伊波アナウンサー「一際目立つ色のお魚がいますね」
長田さん「はい、人気のあるナンヨウハギです。普通はサンゴ礁にいることが多い魚なんですが、隠れ家となるサンゴがあるので、ここに住み着いているんでしょうねー」
伊波アナウンサー「他の魚もたくさんいて賑やかなお家ですね」
長田さん「続いて潜ったのが、阿波連ビーチの沖にあるハナリ。水面から水深6mの海底に向かうと・・楽園の海が広がってました」
伊波アナウンサー「小魚が気持ち良さそうに沢山泳いでますね」
長田さん「初潜りの日に、この光景が見られて幸せだなーと、思いながら撮影しました(^-^)v夏と比べると数は減ってますが、この時期でも、デバスズメダイの乱舞が見られます」
伊波アナウンサー「続いては、大きいサンゴですね」
長田さん「ガイドの本田さんと比べるとサンゴの大きさ分かりますよね。直径2m弱ですが、渡嘉敷島に来た時には、必ず見にくるサンゴなんですよ。 少し離れたサンゴ礁では、干支の「イノシシ」の【猪突猛進】にかけて、突進してくる魚を探してみました」
伊波アナウンサー「一体どんなお魚が出てくるんでしょう」
長田さん「いました!ルリホシスズメダイ。」
伊波アナウンサー「星空柄みたいなかわいいお魚ですね」
長田さん「この魚は、縄張りを持つ魚なんですが、手を近づけてみると・・私の手に【猪突猛進】してきました」
伊波アナウンサー「猪突猛進というには、可愛らしすぎる感じがしますが・・・」
長田さん「ちょっと、こじつけ過ぎましたかね。。この日は夕方まで天気も良く、無事初潜り終了しました」
伊波アナウンサー「今年の初潜り、長田さんはどうでしたか?」
長田さん「水温23.5℃と例年より少し高め。太陽も出てたので、快適に初潜り出来ました」
伊波アナウンサー「今日もキレイな映像をありがとうございました。以上楽園の海でした」