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辺野古、埋め立ての是非を問う県民投票。不参加の流れを止めるきっかけになるのでしょうか。
1月8日、糸満市とうるま市で県民投票を実施するために必要な補正予算案について再び議会が開かれ、糸満市は予算案を可決。不参加から一転、実施することが決定しました。
糸満市では、県民投票を巡る投票事務予算1439万3000円を計上しましたが、2018年12月21日に与党の多数で否決。このため上原市長は8日、予算案を再度提案する「再議」のための臨時議会を招集しました。
議会は本会議と委員会を断続的に開いて審議。採決では賛成反対が10対10の同数となりましたが、議長が賛成し可決されました。可決後、上原市長は「前々から申し上げていた通り、議会の判断を尊重するということですので、その通り県民投票は実施いたします」と話しました。
一転して県民投票が実現することに、議場に詰めかけた糸満市民からは歓声が上がる場面もありました。
一方、県民投票の実施を求め多数の市民が訴える中で始まったうるま市議会。うるま市でも先に県民投票予算案は否決されていますが、8日に再議が行われ、審議の結果、予算案は否決されました。