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宮古島市の下地敏彦市長は18日、県民投票に参加しない立場を表明しました。18日に開かれた宮古島市議会の一般会計補正予算案の審議。
下地市長は、県民投票にかかる予算が削除された議案を提案し紛糾しました。
野党議員からは「沖縄の若い人たちが政治離れや辺野古のことはあま口に出来ない状況があるから」と話しました。
野党議員からは「県民が意思表示をするという権利を与えられたことになっています」と話しました。
県民投票にかかる費用を削除した予算案が可決されたことで宮古島市では県民投票ができない見通しとなりました。下地市長は次のように述べました。
下地敏彦市長は、記者からの「予算は執行しないお考えということでしょうか？」という質問に対して「そうです、その通りです」と答えました。
また下地市長は「これは県民の意思というよりも、知事が進めている政策を、後押しするというような形にしかならない」と話していました。
こうした下地市長の不参加表明に対し、有権者からは「県民の投票権を奪うものだ」と反発が広がっています。