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辺野古の新基地建設へ向け12月14日の土砂埋め立てが迫る中玉城知事が上京し、岩屋防衛大臣と菅官房長官に投入断念を直訴しました。
13日午後5時すぎに総理官邸を訪れた玉城知事、口を一文字に結んで硬い表情のまま菅官房長官との面談に向かいました。
約20分の話し合いが持たれ玉城知事は14日の土砂投入を中止するよう求めました。
菅長官との面談後、玉城知事は会見で「あした土砂が投入されるという情報があるが、その埋め立て工事については『やめていただきたい』としっかり申し入れました」(Q官房長官からの話は?)「『沖縄県の置かれている立場は十分理解しているが、工事については引き続き進めさせていただく』という話しでした。」と話しました。
玉城知事は県民が納得しないなどと伝えましたが菅官房長官は従来の姿勢を崩すことはなく「辺野古が唯一」を繰り返したということです。
岩屋大臣との面談で冒頭大臣は「あ〜知事さん、どうも!度々お越しいただきまして恐縮です。」と皮肉めいた言葉で迎えられた知事。土砂投入の断念を訴えましたがここでも「辺野古唯一」の考えが伝えられただけで、基地負担の軽減を願う県民の思いを理解する回答はなく逆に大臣から、14日、土砂を投入することが知事に伝えられました。
防衛大臣との面談後、玉城知事は「この工事はいつでも速やかに止められる時点で止めて、原状回復をするというところまでステップバックさせる。ステップバックしなければならないということを政府に対しては、強く求め続けて行きたいと思います。」と話しました。