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土砂積み込み再開から一夜明けて

12月5日辺野古新基地建設に向けた埋め立て土砂の積み込み作業が再開されてから一夜明け、6日の現場では抗議の声が増しています。

午前8時ごろに始まった土砂の積み込み作業。現場には新基地建設に反対する多くの人が集まり抗議の声をあげました。桟橋を造った工事の完了届けの未提出や粉じんをまき散らさない対策などの手続きの不備を県から指摘された国は一旦、積み込みの作業を止めていました。

しかし、桟橋の敷地に土砂を置かないようにすれば問題ないなどとして5日、作業を再開させました。海では、カヌーで抗議する人が土砂の積み込まれた船に近づいて、桟橋から船が出るのを阻止する姿もありました。

このため、警備にあたる海上保安庁がカヌーで抗議する人を拘束するなど、現場は激しく混乱しました。

一方、県議会では一般質問が行われ、5日再開した土砂積み込みに関連した質問は出ませんでしたが、野党側から本部港について「辺野古移設を遅らせるために応急的な復旧工事をしていないのではないか」という質問に対し、県は、「辺野古についての関連はない」と答えました。