沖縄のお隣、台湾から様々な情報をお届けする「わんさか台わん」。きょうは、ちょっと変わった競争の話題や、クリスマスが近づいてきた台湾の街の風景をお伝えします。
一列に並んで、一心不乱にご飯を食べている人たち!これは、お米の一大産地である台東(たいとう)県が地元のお米をPRするために開催したイベント。なんと3キロのごはんを食べきる、「台東米(たいとうまい)早食い大会」です。見事、優勝したのは、アメリカから来た交換留学生。
留学生「 ゆっく味わうどころか、噛まずに飲み込みました」
優勝した交換留学生には、1年分の台東のおいしいお米がプレゼントされました。台東県では、米の生産が2年連続の大豊作となっていて、この大会で、美味いお米と、お米を使ったお菓子のPRができたということです。
さて、クリスマスに向けて県内でもクリスマスイルミネーションが各地で開催されていますが、こちら、台湾のイルミネーションはまさに「ど派手」です!
中でも、新北市(しんほくし)では、一際豪華なイルミネーションが16日からスタートし、注目を集めています。今年のテーマは、「宇宙と惑星」。大きな光の惑星が、キラキラと輝き、幻想的な世界が広がっています。
また、市庁舎前の広場には、巨大なツリーが設置され、ビルの壁には、超大型のプロジェクションマッピング。市庁舎の2階の回廊には900個のLEDランプを飾り付けられ、宇宙をイメージした空間まで作られています。
このイルミネーションは来年の元日まで開催されるということで、期間中、およそ600万人の観光客を見込んでいるということです。冬休みに台湾に行かれる方はぜひ、この「ど派手なイルミネーション」を楽しんできては、いかがでしょうか!
最後には、台湾でここ数年ブームになっているコーヒーの話題です。
台湾では、ここ2〜3年、人気のコーヒー店が各地で賑わいをみせる空前のコーヒーブーム。そんななか、先週末、沖縄のコーヒー店8店舗と、台湾のコーヒー店がコラボした「台湾沖縄コーヒーフェスティバル」が2日間にわたり開催されました。
一杯一杯を丁寧に注ぐ職人技を見ようと、会場には多くのコーヒー好きが集まり、秋空のもと、それぞれのお店の味をじっくりと楽しんでいました。
「今回のイベントは、沖縄と台湾の交流のスタートです。これからさらに双方が、珈琲で交流を深めたいです。」
来年には、沖縄で開催される「沖縄コーヒーフェスティバル」に台湾のコーヒー店が参加することになっているということで、台湾と沖縄を繋ぐ鍵は「美味しいコーヒー」にあるのかもしれません。