沖縄は子どもたちの虫歯の数、実は全国ワーストです。そんな子どもたちの生活習慣の改善に企業が手助けです。宮古島で講座が開かれました。
こどもたちに正しい歯みがきの習慣を身につけてもらい虫歯を防止しようと、ライオンが行っているのが歯みがき講座です。
ライオン歯科衛生研究所・久保田好美歯科衛生士「12歳の子どもたちの永久歯の虫歯の状況。全国平均が0.84本なんですが、沖縄の子供たちが1.9本ということで、2倍以上(虫歯が)ある現状です」
中学生になると虫歯はさらに増加傾向。こどもたち、今が大事な時!
講座では歯の磨き方だけでなく、普段、口にする飲み物が歯に与える影響についても考えました。
好美さん「飲み物が酸性かどうかをみなさんに予想してもらいたいと思うので、お水とスポーツドリンク、炭酸、乳酸菌飲料、どのくらいかな?というのを予想してみてください」
好美さん「(試験紙を)水につけてみてください。どの色になったかな~?」
子どもたち「7!6!6だ!」
砂川小学校5年生・平良夢輝斗くん「(歯について)詳しく聞けて、すごく勉強になりました」
砂川小学校6年生・砂川このかさん「細かく磨くとよく取れることがわかったので、細かく磨いて歯垢を落としたいと思いました」
今回の歯みがき講座は、砂川小学校が行っている沖縄の環境問題について考える取り組みライオン美らアクションがキッカケで実現しました。
こどもたち良い歯になったら、カレーパーティーをする予定!そのために今、野菜の栽培に取り組んでいます!
砂川小学校・山田陽一先生「ライオンさんに応援していただいて、こういった機会を与えてもらっているので、1人1人が環境に目を向けて、自分ができることなどを率先してできるようになった気がします」
大きく育った野菜を来年の3月にいただきまーす!