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先日、沖縄市でモータースポーツのイベントが開催され、思わず息を止めてしまうほどのスゴ技が繰り広げられました。

ドライビングテクニックを競う モータースポーツフェスティバル

沖縄市で行われたコザモータースポーツフェスティバル。このイベントは、市内へのサーキット整備を目指す沖縄市がモータースポーツの振興を図ろうと主催しているもので、今回で4回目になります。

ドライビングテクニックを競う モータースポーツフェスティバル

イベントでは様々な車両が展示されているほか、タイムを競う競技「ジムカーナ」、大型バイクでウイリーなどを行う「エクストリームバイク」、迫力のある競技が間近で見られるとあって、モータースポーツ好きにはたまらないイベント。会場には大勢の観客が詰めかけました。

ドライビングテクニックを競う モータースポーツフェスティバル

そのイベントで多くの観客を沸かせた競技。激しいエンジン音とともに白い煙を巻き上げながら走る車。コーナーを素早く曲がる技術を競う「ドリフト」競技です。

一見危険そうに見えますが、国際大会も開催されているなどれっきとした競技です。その大迫力のドリフト。車内から見てみると…時速およそ90キロのスピードをほとんど落とさずに左右に素早く曲がるため、思わず目が回ってしまいそうです。

その状況の中、ドライバーは冷静にハンドルをさばき、車を操ります。

ドライビングテクニックを競う モータースポーツフェスティバル

さらに車の外に設置したカメラからの映像を見てみると時折、黒い物が飛んでいるのがわかります。実はこれ、摩擦によって削れたタイヤの破片なんです。激しい運転を繰り返すためタイヤの消耗が早く、頻繁に交換するそうです。

公道で行えば危険な運転になりますが、サーキットで行えば、観客を興奮させる大迫力のスポーツ。沖縄に新しいサーキットができれば、見る人もやる人も安全に楽しめるスポーツとして広がっていくかもしれません。

ドライビングテクニックを競う モータースポーツフェスティバル